日本ハム対ロッテ 9回裏、サヨナラ本塁打を放ち代田コーチと抱き合うレイエス(撮影・黒川智章)

<日本ハム1-0ロッテ>◇1日◇エスコンフィールド

日本ハムのフランミル・レイエス外野手(29)が、リーグ単独トップとなる11号サヨナラ弾を放ち、交流戦前3連勝締めに貢献した。0-0の9回無死。3ボールからの4球目、159キロ直球を右翼へ運んだ。お立ち台では吉田に習った日本語で「エーグイ、ホームラン」と自画自賛。「ゲレーロ投手はすごく球が速い。ボール球なら振らず、ストライクなら力まずに早く強く振る意識」と頭を整理して結果につなげた。

新庄監督の期待に応えた。「待てのサインを出そうかと思って考えた」という指揮官だが、3日前の会話を思い出していた。

新庄監督 アメリカではモーレ(レイエス)に対して3ボールは打てなのか、待てなのか。

レイエス オフコース、打て。

打席でサインを確認したレイエスは、理解ある指揮官の指示に気持ちも乗った。

交流戦に備え、今季2度目の一塁守備にも就いた。2回の一ゴロの処理は、やや動きが硬かったが、徐々に慣れて無失策。「谷内コーチと、いつも練習に取り組んでいるし、準備はできている。リズムも作りやすい」。攻守とも、迷わずにレイエスが身支度を調える。【永野高輔】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【日本ハム】レイエス「エーグイ、ホームラン」自画自賛のサヨナラ弾 新庄監督との会話思い出し