G大阪対鹿島 後半、指示を出す鹿島鬼木監督(撮影・宮崎幸一)

勝負強さの違いを見せて鹿島が、ウノゼロ勝利で首位ターンに華を添えた。

前半9分、最終ラインからのロングボールに抜け出したFWレオセアラが、巧みな競り合いとコントロールから先制点。自身今季11点目に「練習からできていた形が出た。しっかり止めて決めきることができた」と決勝点を振り返った。

押し込まれる時間が長くなり、G大阪に16本のシュートを許しながらも無失点に抑え、自軍はわずか3本のうちの1本を決めて勝ち点3を獲得。鬼木監督は「勝つことだけを求めていたので、内容も悪いと思っていない。これが鹿島の戦い方。勝ったことが全て」。

リーグの前半戦を終えて2位京都と勝ち点6差をつけた。堂々の結果にも、DF植田は「お互い1試合やった後で、どれだけ成長できているかが大事になる」と、優勝争いに向けて気を引き締めた。【永田淳】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【鹿島】シュート数3対16でも1―0勝ちで首位ターン 鬼木監督「これが鹿島の戦い方」