DeNA対ヤクルト 1回裏DeNA2死二塁、先制適時打を放つ牧(撮影・垰建太)

<DeNA5-2ヤクルト>◇31日◇横浜

DeNA牧秀悟内野手(27)が3戦連続弾となる10号ソロを放ち、球団史上3人目となる新人から5年連続2桁本塁打を達成した。

雨天の影響で試合開始は41分遅れ、初回以降得点が奪えない。そんなもどかしい試合展開で迎えた同点の8回。先頭佐野の右越えソロで勝ち越しに成功。生還した佐野とすれ違い様に本塁打パフォーマンスのデスターシャを決めた牧は「すごく楽な気持ちで打席に立つことができた」と冷静になれた。

ヤクルト小沢の2球目カーブを捉え、バックスクリーン直撃の豪快弾。2者連続アーチに場内のボルテージは一気に上昇した。後続にも適時打が飛び出し、3点を追加した。

レギュラーをつかんだ新人時代からフル稼働の活躍で、すっかり球団の顔になった。軌跡を振り返り「まだ力不足なところもありますけど、先輩やコーチから吸収できている」と探究心は止まらない。

この日で首位打者に立つなど14試合連続安打、3戦連続本塁打と絶好調。新人から5年連続2ケタ本塁打を球団で2人目に達成したのは村田野手コーチ。「まだ村田さんレベルには達していませんが、右打者として配球の待ち方などを教えてもらう場合が多い」。レジェンドの背中を追いながら、引き続き先頭に立って突き進む。【佐瀬百合子】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【DeNA】牧秀悟「配球や待ち方習う」村田Cの背中追い、新人から5年連続2ケタ本塁打