西武対楽天 6回裏を終え、選手交代を告げる西口監督(撮影・河田真司)

<西武3-6楽天>◇29日◇ベルーナドーム

西武は最大3点リードを守り切れず、逆転負けを喫した。この日試合のなかったオリックスに勝率で下回り、3位に後退した。

今季3度目の先発の武内夏暉投手(23)は6回6安打5失点で初黒星を喫した。3回まで無安打無四球と好投を続けていたが、3点リードの4回に楽天フランコに2号2ラン、5回に太田に同点適時二塁打、さらに6回には村林に内角直球を左翼線に引っ張られ、勝ち越しの2点適時二塁打を浴びた。

打線は初回にタイラー・ネビン外野手(28)の右前適時打で先制。3回にも中村剛也内野手(41)の左前適時打を含む3連打でつなぐと、再びネビンが左犠飛で走者をかえして加点した。だが、4回以降は楽天の6投手リレーに散発2安打と抑え込まれた。

西口文也監督(52)は「(順位は)気にしていませんよ、まだ。まずは交流戦前までにどういう順位につけていられるか。(5月の)残りの日の試合、ここぞの戦いが大事になってくる」と切り替えた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【西武】勝率差で3位転落 西口監督「ここぞの戦いが大事に」交流戦前までの戦い見据え切り替え