【ソフトバンク】今宮健太「上がるからには結果を」30日１軍合流 ベテラン復帰で上位浮上へ

ウエスタン・リーグソフトバンク対広島　5回表広島1死、前川の遊ゴロを処理し、笑顔を見せる今宮（撮影・岩下翔太）

＜ウエスタン・リーグ：ソフトバンク－広島＞29日◇タマスタ筑後

ソフトバンク今宮健太内野手（33）が、30日の敵地楽天戦から約1カ月ぶりに1軍へ再合流する。29日、ウエスタン・リーグの広島戦（タマスタ筑後）に「3番遊撃」でスタメン出場。2打数無安打も、守備では軽快な動きを披露した。4回2死からボテボテのゴロにチャージし、ランニングスローで一塁へ送球した。実戦復帰3試合目を終え、攻守で問題もない。

明日30日に空路で仙台入りし、31日から試合に出場する予定だ。今宮は「上がるからには結果を残すしかない。不安なく行きたいと思います」と力を込めた。

今宮は「右前腕屈筋群の筋挫傷」で1日に出場選手登録を抹消された。当初は6月3日の交流戦から復帰するプランもあったが、前倒しで本格復帰することになった。

「今日の感じを見ても、反動もなかった。いけるんじゃないかっていう判断だと思います」。この日は、午前中に小久保裕紀監督（53）がファーム施設を視察。指揮官とも会話を交わし、GOサインが出された。

チームは現状で貯金なしの4位。4月終了時点では最下位も味わったが、首位日本ハムとは3ゲーム差に迫る。今宮は「もう、ここからです。何とか挽回していけるのが強いチームだと思うので」。上位浮上へ、背番号6が帰って来る。