試合後、北海の校歌を聞く東海大札幌の選手ら(撮影・保坂果那)

<春季北海道高校野球:東海大札幌2-3北海>◇29日◇準々決勝◇札幌円山

今春のセンバツに出場した東海大札幌が2季連続の全道制覇を逃した。春全道3連覇を狙う北海に逆転負けを喫し、準々決勝で姿を消した。

2回2死三塁、8番・上田就也外野手(3年)が適時打を放って先制するも、3回に3失点で試合をひっくり返された。6回に連打で1点差に迫り、なお逆転のチャンスも得点できず。最後まで追いつけなかった。北海とは優勝した昨年秋の全道決勝以来の対戦だった。

今春、札幌地区予選3回戦で酪農学園大とわの森三愛に完封負けを喫し、選抜枠での全道出場だった。

遠藤愛義監督(40)は「夏に向けてあまり時間がないが、守備は安定してきたので、守りを中心にチームを作っていくことを再確認したい」と話した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 センバツ出場の東海大札幌が2季連続の全道制覇逃す 北海に逆転負けで準々決勝敗退