巨人対広島 巨人に勝利しナインを迎える広島新井監督(中央)(撮影・たえ見朱実)

<巨人1-2広島>◇27日◇富山

広島は6投手のリレーで最少得点差を守り抜いた。先発玉村は5回まで3安打1失点。6回。先頭増田陸に安打を許して降板となった。この回は塹江、中崎と細かい継投でしのぎ、7回以降は森浦、ハーン、栗林とつないだ。打線は4回2死満塁で15打席ぶり安打となった小園2点打が決勝点となった。

試合後の新井貴浩監督(48)の主な談話は以下の通り。

-先発玉村投手は6回無死一塁。球数61球で降板となった

新井監督 前回も6回だったかな、捕まったのが。だいたい3巡目にそういうことが起こってくるというのが分かっていたので。先頭の増田君を抑えたら、そのまま行かせようと思っていたんだけど、あそこで出したら塹江に代えるというのは決めてた。本人も球数的にも余裕があったし、悔しかったと思うんだけど、それを次の登板にぶつけてもらいたいと思います。

-カード頭から早めの継投

新井監督 今週は(日程が)変則だから。2連戦で1日空いて3連戦だから。そういう日程的なものもありました。

-5回までで代える選択は

新井監督 5回までというのはなかった。やっぱり本人も分かっているから(乗り越えるために)6回も行かせるという気持ちと、投手コーチには「先頭を出したら代えるからつくっておいて」と(準備させていた)。

-当たりが止まっていた小園選手が適時打

新井監督 いい場面でのタイムリーヒット。本人もうれしそうだったね。良かったと思う。

-初球から振れている

新井監督 大きいと思う。もともと初球からガンガン積極的に仕掛けていくタイプだし、これをきっかけにどんどん調子を戻してもらいたい。期待しています。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【広島】新井監督、決勝打の小園海斗に「これをきっかけに調子を戻してもらいたい」/一問一答