キャッチボールを行うソフトバンク有原(撮影・岩下翔太)

ソフトバンクの有原航平投手(32)が、復活投球を誓った。27日の日本ハム戦(みずほペイペイドーム)に中10日で先発。この日は本拠地で行われた投手練習に参加し、キャッチボールなどで調整した。「本当に勝つことが大事。とにかくチームが勝てるようにやりたいなと思います」と力を込めた。

今季はここまで2勝4敗、防御率4・50で17日には出場選手登録を抹消された。小久保裕紀監督(53)は「彼が本来の姿にならない限り、(首位の)日本ハムを追いかけるのは難しい」と語っていた。有原自身も「ここまでいっぱいチームに迷惑をかけている。本当にしっかりやらないといけないと思う」と自覚は十分。昨季のパ・リーグ最多勝右腕がエースとしての決意をにじませた。

チームは貯金0の4位も、首位日本ハムと3ゲーム差。上位浮上に向け、有原の投球に期待がかかる。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ソフトバンク】有原航平、復活へ「本当にしっかりやらないと」首位日本ハム戦に中10日で先発