シャビ・アロンソ氏(2018年撮影)

レアル・マドリードは25日、シャビ・アロンソ(43)の新監督就任を発表した。契約は6月1日から28年6月30日までの約3年間となっている。

Rマドリードはけが人続出の今季、メジャータイトル無冠に終わった。これによりクラブ史上最多となる15タイトルを獲得したアンチェロッティ監督の退任、13年所属し、最多28タイトルを手にしたモドリッチの退団(※クラブワールドカップまで所属)が決定し、新たな時代を迎えることになった。

アンチェロッティの後任を務めることになったシャビ・アロンソは現役時代、Rマドリードに09年から14年まで5シーズン所属。公式戦236試合に出場し、欧州チャンピオンズリーグ1度の優勝を含む計6タイトル獲得に貢献した。

監督としてのキャリアはRマドリードの下部組織でスタートした。その後、レアル・ソシエダードのBチームを経て、22年夏よりレバークーゼン監督に就任。そこで革命を起こし、バイエルン・ミュンヘンの12連覇を阻止して同クラブ史上初となるブンデスリーガ制覇を成し遂げるなど、3シーズンで3タイトルを獲得。その手腕が高く評価され、Rマドリードに戻ってくることになった。

シャビ・アロンソはこの後、26日に就任会見を行い、来月14日にアメリカで開幕するクラブワールドカップからチームを本格的に指揮することになる。(高橋智行通信員)

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 Rマドリードがシャビ・アロンソ新監督就任を発表 28年までの3年契約、クラブW杯で本格始動