楽天対日本ハム ベンチの壁によりかかり戦況を見つめる日本ハム新庄監督(撮影・垰建太)

<楽天1-1日本ハム>◇25日◇楽天モバイルパーク

日本ハムが執念のドローで単独首位を守った。

先発した2年目細野が、自己最長7回を投げ自己最多の98球で1失点の好投。新庄監督は「いいの一言」。2番手池田から延長12回の孫易磊(スン・イーレイ)まで、リリーフ陣5人全員無失点で乗り切り「本当にみんな良かった」と投手陣の奮闘をたたえた。

だが、打線は4回の五十幡の中前適時打の1点のみ。「まぁ打てんね。もう打てんから全部ノーアウト一塁でバントしよ、って。進めた方がいいでしょう」と、2回無死一塁で五十幡に犠打をさせたが前進守備の三塁村林の正面へ転がり、一塁走者清宮幸を進塁させられなかった。「村林くん、そこにいるやん。そこにせんでも。“えーー”って、びっくりした」。それでも敗れなかったことで単独首位のまま。「こういう打てない時期もあるんで。今はピッチャーが踏ん張ってくれてる。これの繰り返し。ようこの位置いますよ」と不調の中、首位にいることを前向きに捉えてた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【日本ハム】新庄剛志監督「ようこの位置いますよ。まぁ打てんね」打線1点止まりも首位キープ