巨人対ヤクルト 3回裏終了後のイベント「すしレース」ではアナゴが先着(左端)(撮影・江口和貴)

<巨人-ヤクルト>◇25日◇東京ドーム

巨人戸郷翔征投手(25)が今季初勝利を狙う中、「すしレース」はアナゴが大台に乗せた。

この日も、巨人、ヤクルトのそれぞれキッズファンクラブからエントリー。

スタート直後は大外のアナゴがぶっちぎりの好スタートでハナを切った。1・5貫差でタマゴ、エビが猛追。さらに半貫差でコハダとマグロが追いかける構図となった。中盤以降はアナゴとエビの一騎打ち。大接戦の末、アナゴがコメツブ差でエビをかわし1着でゴールテープを切った。3着は3貫差つけられてマグロ、コメツブ差で4着タマゴ、5着はコハダと続いた。

通算成績はアナゴ10勝、エビ5勝、マグロ4勝、タマゴ3勝、コハダ1勝となった。アナゴは23戦目にして統計史上初の今季10勝目に到達した。

◆すしレース 3回終了時にイニング間イベントとして、米国の「ホットドッグレース」のような「すしレース」を開催している。ファン参加型のアクティベーションで出場者は「江戸前スーシーズ」に扮(ふん)して競走する。メンバーはマグロ、コハダ、タマゴ、エビ、アナゴの計5体。参加対象は公式ファンクラブ「CLUB GIANTS KIDS MEMBER」で当日の開場から1回裏終了まで応募受け付けし、東京ドーム内ファンクラブブースで抽選によって決定する。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【巨人】「すしレース」アナゴが統計史上初の10勝目 今季23試合目での大台到達に笑顔弾ける