始球式を笑顔で終えた立大ОBで元西武の野口氏(撮影・平山連)

<東京6大学野球:立大-東大>◇第7週第2日◇25日◇神宮

立大ОBで元西武の野口裕美氏(64)が「東京6大学野球連盟創設100年」を記念したレジェンド始球式に登場した。ノーバウンド投球を披露し「100点です」と笑みをこぼした。卒業後初めて母校のユニホームに袖を通し「身が引き締まる思いと本当に光栄でした」と神宮のマウンドを存分に味わった。

80年春季リーグでは96奪三振を挙げ、04年春に明大の一場靖弘(107奪三振)に抜かれるまで戦後のシーズン最多奪三振だった。伝家の宝刀カーブで次々と強打者のバットが空を切り、三振の山を築いた。「『今日もカーブ投げるの?』とみんなに言われましたが、スローボールになるから」と笑顔で投げ終えた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 立大OBで元西武の野口裕美氏がレジェンド始球式に登場 ノーバウンド投球に「100点です」笑顔