元ソフトバンクの有望株「キューバの大谷」がホワイトソックスから解雇
ソフトバンクに17~19年に在籍したホワイトソックスのオスカー・コラス外野手(26)が24日(日本時間25日)、自由契約となった。所属する傘下3Aシャーロットが発表した。これで日米全球団が獲得することが可能となった。
コラスはキューバ出身で、17年にモイネロとともにソフトバンクに育成枠で入団。左投げで、投打二刀流だったことから「キューバの大谷」とも呼ばれた。18年からは野手に専念。19年には支配下登録され、7試合で18打数5安打1本塁打2打点、打率2割7分8厘の成績を残した。
20年にキューバから亡命。22年にホワイトソックスと270万ドル(当時のレートで約2億9700万円)で契約した。同年はマイナー3球団で通算打率3割1分4厘、23本塁打、79打点と活躍し、若手有望株として注目を集めた。メジャーでも75試合に出場し、5本塁打を放った。
24年はメジャーで13試合に出場し打率2割7分3厘、0本塁打、4打点だった。今年はキャンプから不調で、3月26日にメジャー40人枠から外れ、事実上の戦力外となった。3Aシャーロッテで再起を目指していたが、2Aと3Aで合計29試合に出場し、打率1割6分3厘、1本塁打、12打点と不振だった。