セルティックはPK戦で国内３冠逃す 前田大然は出場５試合連続無得点、旗手怜央はけがで欠場

前田大然（2025年3月撮影）

＜スコットランド杯：アバディーン1－1（PK戦4－3）セルティック＞◇24日◇決勝◇ハムデン・パーク

スコットランド杯決勝は英国のグラスゴーで行われ、FW前田大然（27）らの所属するセルティックが国内3冠を逃した。アバディーンに延長戦1－1からのPK戦に3－4で敗れた。

リーグ杯とリーグ戦を合わせた国内3冠はならず、アバディーンが35年ぶりの優勝を果たした。前田はフル出場し、MF旗手怜央（27）はけがで欠場した。

セルティックは前半39分にオウンゴールで先制したが、後半38分にGKシュマイケルのオウンゴールで失点。ボール保持率は82％に達し、シュート数も相手の5本の4倍以上となる21本を放ったが決め手を欠いた。PK戦ではアバディーンが4人目まで全員が成功。セルティックは4人目の前田が決めたものの1人目と5人目が失敗し、2季ぶりの3冠を逃した。

今季の前田は公式戦通算51試合33得点11アシスト。4月20日のスコットランド杯準決勝セントジョンストン戦で2ゴールを挙げたのを最後に、出場した5試合で無得点だった。旗手は今季公式戦で通算55試合11得点10アシストだった。