試合前、明るい表情で練習する福永(撮影・森本幸一)

<中日5-4阪神>◇24日◇バンテリンドーム

この日1軍に復帰した中日福永裕基内野手(28)の出番はなかった。

試合後、井上一樹監督(53)は「「もう少し、今週いっぱいは2軍に預けてという形だったんですけれども、まあまあ、昨日の敗戦後にいろいろミーティングをした時に、ことを起こせる打者がいないねと。2軍の報告も受けながら『いきなりスタメンということはしないから、とりあえず福永をくれ』、という緊急招集になったけれど、当面はスタメンということは僕も避けながらではありますけれど、様子を見ながら、それならいけるねという判断をした時にはスターティングメンバーで名前を入れたいと思います」と説明した。

今季は井上構想では「3番・二塁」を考えていたが、3月18日オープン戦ソフトバンク戦(みずほペイペイドーム)の二塁守備中に右膝内側側副靱帯(じんたい)損傷しているだけに「ちょっと二遊間は避けていきたい」と、一、三塁での起用となりそうだ。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【中日】緊急昇格の福永裕基は出番なし、井上監督「ことを起こせる打者。当面は様子を見ながら」