中日対阪神 試合終了、観客に手を振る井上監督(撮影・森本幸一)

<中日5-4阪神>◇24日◇バンテリンドーム

中日が阪神に競り勝ち連敗を2で止めた。2点リードを先発高橋宏斗投手(22)が6回に追いつかれる厳しい展開も、8回1死二、三塁から高橋周平内野手(31)が中前へ決勝の2点適時打を放った。試合後の井上一樹監督(53)の一問一答は以下の通り

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(テレビ)

-最後しびれる試合だった

「ちょっと今日うちの守護神である松山がちょっと調子悪いかなというような部分は見えましたね。でも終わってみれば2点リードしていて1点は与えましたけど、そこでよく踏ん張ってくれたかなと思います」

-昨日悔しい思いをしたカリステが先制打

「陽気な性格ではありますけどやっぱり打てないとシュンとしますし。でも『次の日にはリベンジするぜ』っていう気持ちは僕もくんでいるつもりなので。昨日の失敗を今日は生かしてくれというような形で起用しました。あそこで先制を打ってくれたというのはこちら側もすごくうれしかったですね」

-先発の高橋宏は

「いい宏斗とちょっと不安を持ってして投げてしまう宏斗が垣間見えたというか。そこを打破していかないと。やはり自分で模索しながら考えてやっていくしかないと。もちろんこれから先もまだまだ試合がありますのでそこで宏斗がどういった形で復活するかっていうようなものを、こちら側は時間がちょっとかかっていますけど見守りながら、登板させながらいきたいとは思っています」

-8回に高橋周が決めてくれた

「その前カリステが三ゴロでしたかね。あそこで『うーん』っていう部分はありましたけど。その後高橋が初球をね。本当に便秘が、ふん詰まりが、なかなか点が入らないというところで本当にスルッと打ってくれたので僕もベンチで飛び上がりましたけどね。いいヒットでした」

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(ペン)

-福永は出番なしだが1軍に昇格した

「もう少し、今週いっぱいは2軍に預けてという形だったんですけれども、まあまあ、昨日の敗戦後にいろいろミーティングをした時に、チーム編成上、例えば左がいて、右がこうでということを考えた時に、ことを起こせる打者がいないねと。2軍の報告も受けながら、いきなりスタメンということはしないから、とりあえず福永をくれ、という緊急招集になったけれど、当面はスタメンということは僕も避けながらではありますけれど、様子を見ながら、それならいけるねという判断をした時にはスターティングメンバーで名前を入れたいと思います」

-2軍では福永は一塁、三塁を守っていた

「そうだね、けがをした場所が場所だけに、ちょっと二遊間は避けていきたいなと思っています」

-9回先頭渡辺の四球の時に球審に抗議に行った

「オレらはベンチから見ているから、もちろんストライクかボールかは分からないし、高さの部分では『おお、ええボールや』という時に審判が手をあげたように見えたから『ストライクやって思うでしょ。今、手を挙げたでしょ』という形で抗議にいった形です。それはまあ、判定をあかんやろということは言うつもりはないけれど、ちょっと手が上がったように見えたので、『ストライクだとこっちは思いましたよ』という話をしただけです」

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【中日】井上監督、高橋周V打に「便秘が、ふん詰まりが、点が入らないところでスルッと」/一問一答