楽天対日本ハム 1回裏楽天2死満塁、宗山の適時打で生還した浅村(右)は三木監督と笑顔で握手を交わす(撮影・垰建太)

<楽天2-1日本ハム>◇24日◇楽天モバイルパーク

楽天三木肇監督(48)が平成生まれ初、史上56人目の通算2000安打を達成した浅村栄斗内野手(34)を称賛した。

マジック「1」で迎えたこの日は「3番一塁」でスタメン出場。1回1死二塁、カウント2-2から右前に運ぶ技ありの先制適時打。2試合連続安打をマークし、大台に乗せた。前日23日日本ハム戦では2回に左前打を放ち、出場5試合ぶりにHランプをともしていた。

三木監督は「すばらしいですよね。チームで戦ってますのでもちろん勝ちにいく、勝利優先のところでの個人的な彼の記録ですけど、今日はチームとして勝つためにという中でも先制点という浅村の2000本目のヒット、勝利に貢献するものすごく価値のある一打でしたし、本当によかったと思います」と1点差の白星を大きくたぐり寄せた先制打をたたえた。

さらに浅村栄斗という1人の野球選手についても言及。「浅村本人の話をすると、素晴らしい偉業と言いますか、すごい記録で僕自身は同じ野球人として同じユニホームを着て、この偉大な記録を達成する瞬間に立ち会えたことを光栄に思います。彼に対しても心からお祝いと言いますか、敬意を表したいと思います」とリスペクトを強調した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【楽天】三木肇監督が2000安打の浅村栄斗に敬意「勝利に貢献するものすごく価値のある一打」