【楽天】2000安打浅村栄斗がお立ち台で涙「泣くつもりなかったんですけど…思いが出てきて」
楽天浅村栄斗内野手(34)がお立ち台で涙した。平成生まれ初、史上56人目の通算2000安打を達成。楽天在籍時では15年松井稼頭央以来2人目の大台到達で大阪桐蔭出身者では初の名球会入りの資格を得た。
マジック「1」で迎えたこの日は「3番一塁」でスタメン出場。1回1死二塁、カウント2-2から右前に運ぶ技ありの先制適時打で大台に乗せた。
チームは1点差を守り切って勝利。お立ち台に上がった浅村は思わず涙を浮かべながら「ちょっといいですか」と言葉を詰まらせた。球場からの大声援の中、なんとか言葉を紡ぎ、「泣くつもりなかったんですけど…なんかいろいろ思いが出てきて。すみませんでした」と謝罪した。
◆浅村栄斗(あさむら・ひでと)1990年(平2)11月12日生まれ、大阪府出身。大阪桐蔭3年の08年夏、甲子園で6試合16安打を放って優勝。同年ドラフト3位で西武入団。3年目の11年に1軍に定着し、初の規定打席到達。18年オフにFAで楽天移籍。本塁打王、打点王が各2度。ベストナイン8度、ゴールデングラブ賞2度。オールスター出場8度。16年から昨季まで9年連続全試合出場。19年プレミア12、21年東京五輪で日本代表。182センチ、90キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸5億円。夫人はタレント、フリーアナウンサーの淡輪(たんのわ)ゆき。