ロッテ対西武 西武先発の今井(撮影・野上伸悟)

<ロッテ1-6西武>◇24日◇ZOZOマリン

エース今井達也投手(27)が5勝目を挙げ、西武が連敗を「2」で止めた。

初回に1死一、三塁といきなりのピンチを迎えた場面で、一気にギアを上げた。自己記録を更新する160キロの速球もまじえながら、2者連続空振り三振で切り抜けた。

4回1死二塁からロッテ山本に左中間を破る適時二塁打を浴びた。開幕から続けてきた得点圏無安打記録が31打席で終わったが、8回まで103球を投げ抜き、5安打1失点で勝利を引き寄せた。

チームは2位に浮上。前日の試合で中軸を担ってきたルーキー渡部聖弥外野手(22)が左足首捻挫のケガを負い、この日はベンチ外。新鋭を欠いた打線だったが、初回に西川愛也外野手(25)が右翼席に運ぶ3号ソロ、さらにタイラー・ネビン外野手(27)が4号2ラン。今季初の1イニング2発でリードを奪うと、長谷川信哉外野手(23)が3回に2号ソロ、8回に3号2ランと固め打ち。1試合4発は23年7月17日の日ハム戦(ベルーナドーム)以来2季ぶりとなった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【西武】2年ぶりの1試合4発で2位浮上 エース今井達也が自己最速160キロで5勝目