広島対DeNA 練習を終えた小園(撮影・加藤孝規)

広島新井貴浩監督(48)が24日、打撃不振に陥っている小園海斗内野手(24)に直接指導した。DeNA戦が中止となった全体練習後、1人特打を行う小園の下に歩み寄って語りかけた。新井監督は「良くないとはあまり感じないので、ちょっとしたところだと思う。彼もモヤッとしているところもあると思うので、一言だけ。そんな大したことは言っていない」と説明。前かがみになった上体を起こす動きを示すなど身ぶり手ぶりを交えながら助言を送った。

開幕15試合は打率4割超の好スタートを切ったが、そこから成績は降下した。今では2割5分9厘にまで落ち、22日ヤクルト戦では今季2度目のスタメン落ちも味わった。小園は「(モヤッと)しかしてないです。2割ぐらい落ちているので」と吐露。指揮官からの直接指導に「シンプルです。なんで打てないかというだけ。簡単にはいかないですけど、指導していただいたので良かったです」と感謝し、復調きっかけとする構えだ。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【広島】新井監督が打撃不振の小園海斗に指導「良くないとあまり感じない。ちょっとしたところ」