メッツ対ドジャース 9回表ドジャース1死、大谷は右前打を放つ(撮影・滝沢徹郎)

<メッツ5-7ドジャース>◇23日(日本時間24日)◇シティーフィールド

ドジャース大谷翔平投手(30)が「1番DH」でスタメン出場。5打数1安打1四球で、2試合ぶりのヒットを記録した。

1回無死で、エンゼルス時代の同僚の右腕キャニングと対戦。カウント2-2から内角低めのスライダーを打たされ、力のない投ゴロに倒れた。

第2打席は0-0の3回1死一塁、3ボールから右翼線へ痛烈なファウルを放つと、続く5球目の内角直球を見極め、四球で出塁した。

続くベッツの中飛で二進。2死二、三塁のフリーマンの打席で、強い雨が降り注ぎ、試合が中断した。

約1時間30分の中断をはさみ試合は再開。スミスの適時内野安打で三塁へ進むと、T・ヘルナンデスの2点適時打で生還した。

第3打席は3-1の4回2死一塁で、右腕クラニックと対戦。カウント2-2から内角低めのカーブにタイミングを外され、空振り三振を喫した。

第4打席は5-2の6回1死で、右腕カスティジョと対戦。初球の内角高めの厳しいスライダーを狙ったが、一ゴロに倒れた。

5-2の9回1死、左腕カブレラと対戦。カウント2-1から内角の直球を、詰まりながらも右前へ運んだ。ベッツの打席で二盗を仕掛けるも、スタートが遅れて失敗に終わった。

第6打席はタイブレークの延長12回無死二塁、右腕ギャレットと対戦。1ストライクから内角のカットボールに差し込まれ、右飛に終わった。二走エドマンは三塁へ進塁しが後続が倒れ、無得点だった。チームは延長13回に2点を奪い、競り勝った。

これで打率は3割2厘、メジャートップタイの17本塁打、31打点、11盗塁。OPS(出塁率+長打率)は1.040とした。

5月は10本塁打を放っており、メジャー通算250本塁打まで8本、同600打点までの2打点と、カウントダウンに入っている。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 大谷翔平5打数1安打で2試合ぶり安打 二盗失敗直後に同点とされるも延長13回の大激戦を勝利