メッツ対ドジャース 3回表ドジャース1死一、二塁、ベッツの右飛から二塁進塁した大谷(左)はメッツのリンドアと談笑する(撮影・滝沢徹郎)

<メッツ-ドジャース>◇23日(日本時間24日)◇シティーフィールド

ドジャースの守護神タナー・スコット投手(30)が、3点のリードも同点に追いつかれた。

5-2の9回に登板。先頭マルテに左前打を許すと、1死からアロンソに四球を与えてピンチを招いた。ここでマクニールに右翼線への三塁打を浴び、1点差でなおも1死三塁となった。

メッツファンのボルテージが最高潮に達すると、マルテに左翼線へ同点の適時打を許し、3点のリードを守り切れなかった。左翼手キケ・ヘルナンデス内野手(33)が好守備を見せて二塁への進塁を許さなかった。

スコットは降板。デーブ・ロバーツ監督(52)は、左腕アレックス・ベシア投手(29)をマウンドへ送った。スコットはベンチへ座るとうなだれる様子を見せた。

新加入スコットはパドレスからドジャースへ移籍。4年総額7200万ドル(約112億円)と、救援投手としては大型だった。さらにド軍が連発している「後払い」が2100万ドル(約32億6000万円)含まれる。試合前時点で23試合で0勝0敗10セーブ、防御率2・31。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 ドジャース112億円クローザーが大誤算…3点リードも痛打連発で同点に ベンチでうなだれる