ミゲル・カブレラ氏(2023年9月撮影)

タイガースとマーリンズで21年間プレーし一昨年のシーズンを最後に引退したミゲル・カブレラ内野手(42)が、母国ベネズエラで現役復帰することが決まった。今秋に始まる同国のウインターリーグでアラグアのチームに所属しプレーすることが球団から23日(日本時間24日)に発表された。

カブレラは03年にマーリンズでデビューし、08年から引退まで16年タイガースでプレー。通算打率3割6厘、511本塁打、1881打点の成績を残し、12年に3冠達成。本塁打王と打点王を各2度、首位打者に4度輝き、12年から2年連続MVPに選出され、米殿堂入りが確実視されている。引退後はタイガースの球団社長付特別補佐を務めている。

スポーツ・イラストレイテッド電子版によると、カブレラは昨年7月の米メディアのインタビューで「野球がとても恋しい。自分の時代は終わったのだと理解しているが、もう野球ができないという悲しみに襲われることが時々ある」と話していたという。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 通算511本塁打のミゲル・カブレラが現役復帰へ 42歳、母国ベネズエラで