日本代表に初選出された東京MF俵積田晃太=25年4月

日本サッカー協会(JFA)は23日、千葉市内で、26年ワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選オーストラリア戦(6月5日、パース)、インドネシア戦(同10日、パナスタ)に臨む日本代表メンバーを発表した。MF俵積田晃太(21=FC東京)が初選出された。DF長友佑都(38=FC東京)とともにクラブを通じてコメントを発表した。

快速ドリブラーの俵積田は、「日本代表のメンバーに選んでいただけたことに驚きとうれしさの両方があります」と率直な思いを明かした。続けて「日の丸を背負うことは僕自身初めてですし、責任をもって戦うこと、自分の武器であるドリブルを日本代表のピッチでも証明したいと思います。東京で積み重ねてきたことをすべてぶつけて、堂々としたプレーをみなさんに届けます」と意気込んだ。

昨年3月から継続選出されている長友は「まずはSAMURAI BLUEの一員として戦えることを誇りに思います」。今回は初招集メンバーが7人とフレッシュな陣容となったが「W杯出場は決まっていますが、日本代表として戦う以上は負けることは許されませんし、本大会まで約1年と迫っているなかで、自分としてもチームとしてもやらなければいけないことはたくさんあります」と気を引き締めた。

さらに「来年のW杯で目標を達成するために、何をしなければいけないかをしっかりと意識し、その上でしっかりと勝ってこのアジア最終予選を終えてきたいと思います」とし「合流する前には東京でリーグ戦の前半を締めくくる2試合があります。まずは東京の一員としてここにフォーカスしてしっかりと勝ち切り、勢いを代表につなげたいと思います」と伝えた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【日本代表】初選出の東京MF俵積田晃太「驚きとうれしさ」「武器であるドリブルを」