中日対阪神 11回途中、降板する中日藤嶋(左から2人目)。中央は井上監督(撮影・藤尾明華)

<中日0-3阪神>◇23日◇バンテリンドーム

中日が再三の好機を逃し、延長戦を落とした。最後は0-0の11回表、5番手の藤嶋健人投手(27)が3失点と崩れた。借金は今季ワーストの5に膨らんだ。

先発涌井秀章投手(38)と阪神先発村上との白熱した投手戦は譲らず、お互い7回を無失点に抑えた。

涌井は初回に2死三塁のピンチも4番佐藤輝を中飛に打ち取ると、その後は7回まで2度と三塁を踏ませず。7回を83球で3安打無失点の好投だった。

打線は何度も村上を追い詰めたが、あと1本が出なかった。5回1死一、三塁では山本泰寛内野手(31)が初球、セーフティーバントの構えからボール球を見逃すと、飛び出した三塁走者オルランド・カリステ内野手(33)が戻れずタッチアウト。6回は2死一、三塁で4番ジェイソン・ボスラー外野手(31)が中飛に倒れるなど、好機を生かせなかった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【中日】再三の好機に1本出ず延長戦落とす 0-0の11回に藤嶋健人が3失点と崩れる