阪神対巨人 3回表巨人2死満塁、デュプランティエ(右)は中川を空振り三振に仕留め坂本とタッチをかわす(撮影・上山淳一)

<阪神-巨人>◇22日◇甲子園

阪神坂本誠志郎捕手(31)がさりげない超ファインプレーを見せた。

同点に追いつかれた7回、なおも2死満塁のピンチで中山の打席だった。1ボール2ストライクと追い込んだ後、及川の132キロスライダーは、バットが空を切ったように見えた。

ドッと沸いた甲子園だったが、主審はファウルの判定。しかし直後に捕手坂本がボールを手に取り、主審に対してボールを見せてアピール。確認の後に一時ファウルとなったジャッジが覆り、空振り三振で3アウトとなった。

ストライク、ボールの判定はリクエスト検証のできないプレー。冷静なアピールプレーで、終盤の大ピンチを救った。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】坂本誠志郎が大ピンチ救った「さりげない」超ファインプレー 冷静アピールで判定覆る