ドジャース対ダイヤモンドバックス 試合に勝利しドジャース大谷(中央)はT・ヘルナンデス(左)とタッチをかわす(撮影・滝沢徹郎)

<ドジャース3-1ダイヤモンドバックス>◇21日(日本時間22日)◇ドジャースタジアム

「1番DH」で出場したドジャース大谷翔平投手(30)は、4打数無安打2三振で、4試合ぶりのノーヒットに終わった。

序盤から投手戦で、20年のサイ・ヤング賞右腕コービー・バーンズ投手(30)に苦戦。大谷は同投手に対して8打数4安打1本塁打と相性が良かったが、この日は4打数無安打に抑えられた。6回無死一塁の第3打席は右翼へ打ち返したが、打球はフェンス手前で失速。球場の歓声がため息に変わった。

チームは1点を追う6回にT・ヘルナンデスの3ランで逆転。2点差で逃げ切った。ナ・リーグ西地区のライバル、ダイヤモンドバックス3連戦を2勝1敗と勝ち越し、デーブ・ロバーツ監督(52)は「ここ2試合、選手たちはいい仕事をしてくれた。次は遠征で試練が訪れる。メッツは今シーズン開幕からずっといいプレーを続けているチーム。(昨年のリーグ優勝決定シリーズの)リベンジしたいとも思っているだろう。ファンも盛り上がって、いい雰囲気になる。我々も選手にいいプレーを期待したい」と語った。

チームは東海岸ニューヨークへ移動。23日(同24日)から、今季30勝20敗でナ・リーグ東地区2位につける強豪メッツとの3連戦が始まる。3戦目には、現在防御率1・43でリーグトップを誇るメッツ千賀滉大投手(32)と対戦する。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 ロバーツ監督「次は遠征で試練が訪れる」劇的逆転で勝ち越しも、千賀滉大も先発のメッツ戦を警戒