大谷翔平、第4打席は空振り三振…第3打席でフェンス際の特大飛球も及ばず 4打数ノーヒット
<ドジャース-ダイヤモンドバックス>◇21日(日本時間22日)◇ドジャースタジアム
ドジャース大谷翔平投手(30)が「1番DH」でスタメン出場した。
1回無死でDバックスのエース右腕コービン・バーンズ投手(30)と対戦。カウント2-2からワンバウンドのカーブにバットが回り、空振り三振に倒れた。
第2打席は0-1の4回無死、カウント2-2から低めのカットボールを痛烈なゴロではじき返したが、打球は二塁手マルテの正面を突いた。打球速度109マイル(約175キロ)の当たりだった。
第3打席は0-1の6回無死一塁、初球の内角のカットボールを角度よく打ち上げたが、打球は右翼手キャロルがフェンスの手前で捕球した。飛距離は356フィート(約109メートル)だった。
第4打席は3-1の8回1死で、左腕ビークスと対戦。カウント2-2から内角の直球にバットが空を切り、空振り三振に倒れた。
この日は投手復帰に向けて、ブルペンで21球の投球練習。前日20日(同21日)のキャッチボールで解禁したスライダーは4球投じた。デーブ・ロバーツ監督(52)は試合前の会見で、大谷のブルペン投球について「ボールに少し回転をかけて感触を確かめたようだ。今後どうなるか分からないが、順調にいくことを願っている」とコメント。さらに「土曜日に(メッツ戦が行われる)シティフィールドで彼が何をするか見ていく。そこで少し進歩が見られるかもしれない」と、24日(同25日)にも投球プログラムを行う予定だと明かした。
今季は試合前時点で打率3割1分1厘、メジャートップタイの17本塁打、31打点、11盗塁。OPS(出塁率+長打率)は1.073としている。