静岡裾野シニアの大隅亮佑捕手はリトルシニア日本代表のトライアウトで、素早いスローイングを披露した

中学硬式野球の静岡裾野シニアの大隅亮佑捕手(3年)がリトルシニア日本代表に選出された。7月末の全米選手権(米イリノイ州クリスタルレーク)に出場して、コロナ禍を挟んで続いている日本代表の10連覇を目指す。

大隅は6日に都内の室内練習施設で行われた、日本リトルシニア関東連盟のトライアウトに参加した。全米選手権と、今年初開催でほぼ同時期に行われるヨーロッパ選手権プレ大会に参加する日本代表を選考するもので、41人の候補者(2人欠席)が集まった。

全米選手権日本代表を率いる秋山和久監督(栃木下野監督)、石崎学コーチ(取手監督)や連盟幹部が見守る中、打撃や守備がチェックされた。大隅は身長164センチ、体重64キロと小柄ながら、攻守に鋭い動きを披露。特に捕手を集めた二盗阻止の送球練習では、捕球してから投げるまでの速さと、正確なコントロールで目を引いていた。

数日後に全米選手権日本代表に合格の知らせを受けた大隅は「スローイングと声がアピールポイントです。打撃はコンパクトなスイングで鋭い打球を打てます。声でもプレーでもチームを鼓舞できるようにしたいです」と抱負を語った。【久我悟】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 リトルシニア日本代表に静岡裾野シニア・大隅亮佑が選出 7月末の全米選手権に出場