大谷翔平、サイ・ヤング右腕の投球術に翻弄 厳しい狙い球ファウルに「アー!」絶叫&天見上げる
<ドジャース-ダイヤモンドバックス>◇21日(日本時間22日)◇ドジャースタジアム
ドジャース大谷翔平投手(30)が、狙い球を捉えきれず声を上げた。
「1番DH」でスタメン出場し、Dバックスのエース右腕コービン・バーンズ投手(30)と対戦。第1打席は空振り三振に倒れ、第2打席は0-1の4回無死で2度目の対戦を迎えた。
21年にサイ・ヤング賞を受賞した右腕は、伝家の宝刀カットボールを内角に連投。1ストライクから大谷も内角の厳しいカットボールを狙いフルスイングしたが、捉えきれずに一塁ベンチ付近へのファウルとした。大谷は狙った球を仕留めきれず「アーーーー!」と声を上げ、しばらく天を仰いだ。
カウント2-2から、内角に再びカットボール。大谷はスイングするも、右足に直撃する自打球となった。21年から3年連続でシーズン200奪三振を記録する右腕のコントロールに、再び大谷は天を見上げた。
続く6球目、大谷は低めのカットボールを痛烈なゴロではじき返したが、打球は二塁手マルテの正面を突いた。打球速度109マイル(約175キロ)の当たりだった。