阪神対巨人 4回表巨人無死一、二塁、ビーズリーは浅野に先生適時二塁打を浴びる(撮影・上田博志)

<阪神4-5巨人>◇21日◇甲子園

阪神が巨人に競り負け、連勝は3でストップした。この日、2位広島は試合中止となっていたため、ゲーム差は1に縮まった。球団3人目の快挙がかかっていた、森下翔太外野手(24)の巨人戦で5戦連続本塁打もならなかった。

先発のジェレミー・ビーズリー投手(29)が4回途中6安打2失点で今季2敗目。甲子園は通算16試合登板で5勝0敗の負けなし、巨人戦も7試合登板で4勝無敗だったが、2つの不敗神話がストップした。

0-0のまま迎えた4回、ビーズリーが無死一、二塁から浅野に左翼へ先制適時二塁打を献上。ここで富田蓮投手(23)にスイッチしたが、なおも1死三塁で野選から2点目を失うと、流れを止められず。3連打を浴び、続くキャベッジの二ゴロの間にも生還を許し、この回4失点を喫した。

それでも最後まで反撃の手は緩めなかった。直後の4回1死で森下、佐藤輝、大山の主軸の3連打で1点をかえし、1-5で迎えた6回2死から佐藤輝、大山の連打で再び1点をかえした。さらに7回、先頭の梅野が中前打を放ち、木浪が右翼へ3点目の適時三塁打。なおも2死三塁で、中野が適時内野安打をもぎとり、これで1点差。しかしあと1歩、及ばなかった。

激しい雨中の伝統の一戦は白星とはならなかったが、22日の第3戦で2カード連続の勝ち越しを目指す。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】雨中の伝統の一戦で競り負け、連勝3でストップ ビーズリーの2つの不敗神話もストップ