前半、パスコースを探す新潟DF千葉

<ルヴァン杯:新潟0-2東京V>◇21日◇3回戦◇デンカビッグスワンスタジアム

前回大会準優勝のアルビレックス新潟は東京ヴェルディに0-2で敗れ、3回戦で姿を消した。

前半7分、DF岡本将成(25)が相手に振り切られ先制点を献上。続く同32分には右クロスから加点された。

攻撃は左MFで先発した小見洋太(22)が単独突破から決定機を迎えるも、そのシーン以外は連動性なく迫力不足に終わり、ハーフタイム突入時には新潟サポーターから大きなブーイングが起こった。

後半開始からリーグ戦6得点のエースMF長谷川元希(26)と、MF奥村仁(24)を同時投入。徐々に攻撃の形が見え始め、敵陣でのプレー時間を増やしたが、ゴールネットを揺らすことはできなかった。

リーグ戦では19位でJ2降格圏に沈み、12日の練習試合では新潟医療福祉大に1-2で敗戦。この日も東京Vに完敗で泥沼から抜け出せずにいる。

浮上のキッカケをつかめずにいる樹森大介監督(47)は、「(リーグ戦の)前節の悪い流れを断ち切れず、打開策が見いだせなかった。後半は裏への意識を整理させ、どうにか打開を図ったが、相手のストロングに屈して良さを出せなかった」。表情はさえなかった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ルヴァン杯】前回準Vの新潟は東京Vに完敗、3回戦敗退「悪い流れ断ち切れず」樹森大介監督