DeNA対中日 3回表終了後、厳しい表情でベンチに引き揚げるDeNA先発のバウアー(撮影・江口和貴)

<DeNA-中日>◇21日◇横浜

DeNAトレバー・バウアー投手(34)が、肩を落としてうなだれた。

3点ビハインドの4回2死一、二塁、中日田中に右前へのポテンヒットを浴び、二塁走者の投手三浦が間一髪、本塁に生還。グラウンドで座り込んで悔しそうな表情を浮かべた。

自ら広げたピンチが失点につながった。1死二塁から投手三浦に痛恨の四球。一、二塁から岡林に右前適時打を浴び、直後の田中の適時打で4失点目を献上した。

2回には1死から板山に先制ソロを被弾。3回にも2死三塁からボスラーに適時二塁打を浴びて失点を重ねた。それでも5、6回は3者凡退、6回には3者連続三振とリズムを作った。中4日で92球を投げ、6回7安打4失点の8奪三振。6回の打席で代打九鬼が送られて、マウンドを降りた。

前回登板の16日ヤクルト戦(神宮)でも6回6失点と打ち込まれた。2試合連続でクオリティースタート(6回以上自責3以内)を逃す結果に。

前日20日には「ここ3週間弱ほど、(アレルギー症状のような)体調が続いている。今日練習終わった後に医者に診てもらおうと。明日のパフォーマンスに関してはこの状態のこともあるので、なかなか難しい環境があるとは思うんですけど、その中でも自分のベストを尽くしたい」と不安な胸中を吐露しながらも、病院へ行って最善の準備で臨むことを明かしていた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【DeNA】バウアーがっかり…4回に投手への四球から2失点で2試合連続QS逃す