アストンビラがRソシエダードGKレミーロを獲得候補に 久保建英来季去就も不透明と現地紙報道
イングランド・プレミアリーグのアストンビラが、レアル・ソシエダードのスペイン代表GKアレックス・レミーロ(30)の獲得を考えているとスペイン紙アスが21日に報じた。
24-25年シーズンも間もなく終わりを迎える中、レアル・ソシエダードではすでにアルグアシル監督の退任とセルヒオ・フランシスコの新監督就任が発表され、フットボールディレクターを務めるロベルト・オラベが今季限りでチームを離れることが決定している。
アス紙によると、Rソシエダードのメンバーにも今夏、革命が起きようとしているとのことだ。最も退団濃厚なのはスビメンディ。クラブとの契約は27年まであるものの、アーセナルが契約解除金6000万ユーロ(約96億円)を払い、イングランド行きが決定的となっている。
Rソシエダードではさらに、プレミアリーグのクラブに狙われている選手がいる。アス紙によると、アルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネスが今季終了後に退団を希望しているため、アストンビラのエメリ監督がその後任としてレミーロを考えているとのことだ。Rソシエダードとの契約は27年まで残り、契約解除金は7000万ユーロ(約112億円)に設定されている。
その他、契約が29年まで残る久保は来季去就が不透明で、クラブと28年まで契約を結んでいるブライス・メンデスは、プレミアリーグやスペインリーグのクラブに人気があるとアス紙は伝えた。2人の契約解除金はともにスビメンディと同額である。
このようにRソシエダードは今夏、主力選手の退団が相次ぐ可能性があり、メンバーの刷新を迫られるかもしれない。(高橋智行通信員)