７回無失点の山本由伸は「支配的な投球」女房役スミスが絶賛「エースにふさわしいピッチング」

ドジャース対ダイヤモンドバックス　7回表ダイヤモンドバックス2死一、三塁、スミスを空振り三振にしとめ雄たけびをあげる山本（撮影・滝沢徹郎）

＜ドジャース4－3ダイヤモンドバックス＞◇20日（日本時間21日）◇ドジャースタジアム

ドジャースのウィル・スミス捕手（30）が、7回無失点の快投を見せた山本由伸投手（26）をたたえた。

8日（同9日）の前回対戦で2本塁打を浴びたダイヤモンドバックス打線を相手に、序盤から完璧な投球を披露。6回までノーヒット1四球のピッチングを続け、7回は無死から初安打を浴びるなど2死一、三塁のピンチを招いたが、スミスをカットボールで空振り三振に仕留めた。

7回をメジャー自己最多の110球、1安打2四球9奪三振で無失点の快投だった。スミスは「山本が支配的な投球を見せてくれた。スプリット、カーブ、カットボールすべてが良かったと思います。エースにふさわしいピッチングだった」とたたえた。

スミスは「4番捕手」でスタメン出場。2－3の延長10回1死満塁で同点の押し出し死球を受け、サヨナラ勝ちにつなげた。この日は適時打を放つなど、3打数1安打2打点の活躍だった。