ドジャース救援陣が魂の継投 8回1点リードで無死一、三塁の大ピンチしのぐ
<ドジャース-ダイヤモンドバックス>◇20日(日本時間21日)◇ドジャースタジアム
ドジャース山本由伸投手(26)の6勝目を守るべく、救援陣が気迫のピッチングを見せた。
8日(同9日)の前回対戦で2本塁打を浴びたDバックス打線を相手に、序盤から完璧な投球を披露。6回までノーヒット1四球のピッチングを続け、7回は無死から初安打を浴びるなど2死一、三塁のピンチを招いたが、スミスをカットボールで空振り三振に仕留めた。
7回をメジャー自己最多の110球、1安打2四球9奪三振で無失点の快投だった。
8回からアレックス・ベシア投手(29)にマウンドを譲ると、無死からペルドモに左翼線へ二塁打を浴び、代打タワにバント安打を決められ、無死一、三塁とピンチを広げた。代打スアレスを一飛に打ち取り、キャロルを空振り三振に仕留めた。
マルテを申告敬遠で歩かせ2死満塁とすると、デーブ・ロバーツ監督(52)はベン・カスペリアス投手(26)を投入。カスペリアスはグリエルを空振り三振に仕留め、大ピンチを切り抜けた。
ドジャース投手陣は先発と救援ともに故障離脱が続いており、ベシアをはじめ救援陣には大きな負担がかかっている。