※写真はイメージ

レアル・マドリードが来季に向け、ビルバオのスペイン代表FWニコ・ウィリアムズの獲得を真剣に検討しているとスペイン紙マルカ電子版が20日に報じた。

同紙によると、Rマドリードは若く、爆発力があり、メディアへのインパクトが大きく、サッカー面でも商業面でも将来性豊かなニコ・ウィリアムズのプロフィールを大いに気に入っているとのことだ。

ニコ・ウィリアムズには5800万ユーロ(約92億8000万円)の契約解除金が設定されているため、その金額を支払えばビルバオとの交渉は必要ない。実際にRマドリードがニコ・ウィリアムズと契約を結んだ場合、ロドリゴが放出の最有力候補になると同紙は伝えている。

またこのオペレーションに関して、「Rマドリードがニコを獲得した場合、間違いなく移籍市場に衝撃を与え、スペインサッカー界で頭角を現したラミン・ヤマルとのバランスを取れるインパクトのある契約となる。若きクレ(ヤマル)のように、ニコもサポーターの興奮を誘う」とクラブにとって非常に大きなものになることを強調した。

ニコ・ウィリアムズは昨年、バルセロナに興味を持たれて契約間近に迫ったものの、同クラブの財政問題により実現しなかった。

今季ここまで公式戦44試合に出場し、11得点7アシストを記録。チームのスペインリーグ4位&来季の欧州チャンピオンズリーグ出場権獲得および、欧州リーグ準決勝進出に大きく貢献した。ここ数週間、恥骨炎に悩まされ欠場が続いている。

(高橋智行通信員)

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 Rマドリード、ビルバオFWニコ・ウィリアムズ獲得を真剣に検討 契約解除金は92億円