オリックス対ロッテ 7回表ロッテ2死一塁、ポランコのハーフスイングをアピールする九里(撮影・和賀正仁)

<オリックス2-1ロッテ>◇20日◇京セラドーム大阪

オリックス先発の九里亜蓮投手(33)がゲームを作った。初回、先頭藤原に内野安打を許したものの、2回から凡打の山を築いた。

対ロッテ戦は広島時代の22年交流戦以来3年ぶり。通算6試合で0勝3敗と、パ・リーグ球団で唯一白星がないチームだったが、過去のデータはこの日の久里には全く当てはまらない。制球、テンポ、いずれも完璧。「匠の技」でアウトを重ねていった。

九里の好投にこたえ、3回に森友哉捕手(29)が先制の中前適時打を放った。18日の試合で右手首に死球を受けた太田椋内野手(24)がこの日、ベンチ入りメンバーを外れた。打率でリーグトッフに立つ太田の不在をみんなでカバーした。

九里は7回、同点打を浴びたが、踏ん張り、8回1失点で降板した。

接戦を制してチームはロッテ戦今季負けなしの5連勝を飾った。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【オリックス】対ロッテ戦は今季負けなしの5連勝! 先発九里亜蓮が好投 森友哉が先制打