【イラスト】過去の東京6大学ノーヒットノーラン達成者

<東京6大学野球:明大0-1早大>◇第6週第2日◇19日◇神宮

早大のエース伊藤樹投手(4年=仙台育英)がノーヒットノーランを達成した。16年加藤拓也(慶大)以来9年ぶり26度目となる。

プロ注目右腕は、明大を相手に最速151キロ直球と落差の大きいスプリットで手玉に取った。令和初の快挙に「フォアボールだったり、デッドボールが重なってしまったんですけど。いつも通り、丁寧に投げることを最優先して投げ続けた結果だと思います」と振り返った。この日の成績は打者32人に対し、無安打11奪三振、5四死球だった。

◆伊藤樹(いとう・たつき)2003年(平15)8月24日生まれ、秋田県美郷町出身。小2から仙南東小スポーツ少年団で野球を始め、秀光中教校軟式野球部では中3時に全国中学総体準V。仙台育英では1年春からベンチ入りし、甲子園出場2度。早大では1年春からリーグ戦に登板。24年春、秋ベストナイン。リーグ戦通算52試合、17勝3敗、防御率1・89。177センチ、84キロ。右投げ右打ち。

▼早大伊藤樹が東京6大学史上25人、26度目の無安打無得点を達成。16年秋の加藤拓(慶大)以来で、早大では13年春に完全試合で達成した高梨に次ぎ、12年ぶり2人目。明大を相手に達成したのは初で、サヨナラで決着したのも今回が初めてだった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【データ】プロ注目早大エース伊藤樹のノーヒットノーラン 明大から達成は初、サヨナラ決着も初