1回、犠牲フライを打つカブスの鈴木誠也(AP)

<カブス6-2ホワイトソックス>◇18日(日本時間19日)◇リグリーフィールド

カブス鈴木誠也外野手(30)が、本拠地でのホワイトソックス戦に「3番左翼」でフル出場。1打数無安打と4試合連続安打は逃したものの、2打点1四球と勝利に貢献した。

初回に左翼へ先制犠飛を放ち、先制点を挙げた。浅めの飛球だったが、三塁走者は俊足のクローアームストロング。「あの距離でホームにかえることのできる数少ない走者の1人。余裕を持って打席に入れる」。1点を勝ち越した6回にも、中犠飛で貴重な追加点を挙げた。今季39打点となり、フローレス(ジャイアンツ)の42打点に次ぐリーグ2位となった。

守備では、1回1死三塁から浅い左飛を捕球すると、本塁へダイレクトでストライク送球。補殺を記録した。試合後は「なめてんじゃねえぞ、と思って投げました」と振り返った。快勝したカ軍は3連勝で地区首位を堅持した。カウンセル監督は、鈴木の守備について「すばらしい送球。慣れていない(左翼の)ポジションだが、秀逸な仕事をしている」と評価。攻守にわたるシブい働きに、あらためて信頼感を寄せていた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 カブス鈴木誠也「なめてんじゃねえぞ」浅い左飛を本塁補殺 カウンセル監督も評価「秀逸な仕事」