久保建英、ボレーシュートはGKの好守に阻まれるも、最後まで走ってホーム最終戦勝利に貢献
<スペインリーグ:Rソシエダード3-2ジローナ>◇18日◇第37節◇サンセバスチャン
【サンセバスチャン(スペイン)=高橋智行通信員】レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(23)はホームのジローナ戦にフル出場した。1-1の前半にチームの2点目につながるPKを獲得し、3-2の勝利に貢献した。
久保は7試合連続の先発出場を飾り、いつも通り4-3-3の右ウイングでプレーした。立ち上がりから頻繁に中に入ってボールをもらう動きを見せた。そして18分にペナルティーエリア内でボールを受けた際、アスプリージャにファウルを受け、オヤルサバルが決めたPKを誘発した。
久保はその後、積極的にシュートを放ち、ゴールに大きく近づいた。しかし、22分にゴール正面から打ったシュートは、惜しくもGKにファインセーブされた。さらに前半終了間際、相手DFがクリアしたボールにうまく対応し、ペナルティーエリア外からボレーシュートを放つが、再びGKの好守に阻まれた。
後半も右サイドでプレーしたが、1点を追うジローナに主導権を握られ、前半のようにはボールを受けられず、守備に追われる時間が長くなった。味方と連係するも、決定機を作り出すまでには至らない。後半劣勢になるも、最後までピッチに立って走り回り、ホーム最終戦を勝利で締めくくったチームに大きく貢献した。