菊池雄星の右足首負傷は「ただの炎症」ワシントン監督が言及 6回途中1失点の好投
<ドジャース4-6エンゼルス>◇18日(日本時間19日)◇ドジャースタジアム
エンゼルス菊池雄星投手(33)が敵地でのドジャース戦に先発。5回2/3を投げて3安打1失点、4四球7三振と好投するも守備で右足首を痛めて負傷降板し、その後リリーフ陣が追いつかれ今季初勝利を逃した。今季10試合で0勝4敗、防御率3・50。
菊池は走者を出しながらも要所を締め、強力打線相手に5回まで1失点に抑えた。序盤から4点の援護を受け、勝ち投手の権利を持って続投。1死で6番エドマンを一二塁間のゴロに打ち取ったが、一塁ベースカバーに入った際、エドマンとぶつかって転倒。グラウンドに膝をついまましばらく動けず、トレーナーとともにベンチへ下がった。
ワシントン監督は試合後、菊池の右足首の状態について「ただの炎症。彼は大丈夫」と軽症だと説明。「変な感じでベースを踏んでしまった。それだけ。(チャレンジの結果)アウトに覆ったときは喜んでいたよ」と話した。ドジャース相手に6回途中を98球で1失点に抑えた投球には「素晴らしかった。抜群の仕事をしてくれたよ」とたたえた。
なお、菊池は「1番DH」で出場したドジャース大谷翔平投手(30)と3度対戦。初回の第1打席で中飛に仕留めたが、3回は左前打、5回は右前適時打を許し3打数2安打だった。