Rソシエダードが5試合ぶりゴールで7戦ぶり白星 フル出場の久保建英は前半にPK獲得
<スペインリーグ:Rソシエダード3-2ジローナ>◇18日◇第37節◇サンセバスチャン
日本代表MF久保建英(23)の所属するレアル・ソシエダードは、ホームでジローナを下し、7試合ぶり勝利を飾った。
ホーム最終戦となったソシエダードは、試合前に今季限りで退任するイマノル・アルグアシル監督のセレモニーを実施。ジョキン・アペリバイ監督ともに姿を現したアルグアシル監督には、集まったファンから多くの感謝が伝えられた。
試合は序盤から動く展開となった。前半5分、ソシエダードはMFブライス・メンデスの右CKにMFパブロ・マリンが頭で合わせて先制。同10分にはジローナFWヤセル・アスプリージャの左からのパスに、DFとGKの間に走り込んだFWクリスティアン・ストゥアーニが右足インサイドで合わせて同点に追い付いたが、5戦ぶりゴールを決めたソシエダードはすぐさま2点目を決める。同18分、マリンからのボールをペナルティーエリア内で受けた久保が、アスプリージャに倒されてPKを獲得。このPKを同20分にFWミケル・オヤルサバルが左に決めて再び勝ち越した。
PK獲得で貢献した久保は、その後2度ジローナゴールを脅かした。同22分にはペナルティーエリアに進入して左足を振り抜き、同アディショナルタイムには、FKを相手DFがクリアしたボールをペナルティーエリア外から強烈ボレー。いずれも相手GKの好セーブに遭って得点とはならなかったが、惜しいシュートを放った。
ソシエダードは後半22分にカウンターからジローナに再び追い付かれたものの、終了間際に再び勝ち越す。同アディショナルタイム、ゴール前での浮き球を途中出場のFWアルカイツ・マリエスクレーナが巧みに左ボレーを決め、アルグアシル監督のサンセバスチャンでの最終戦を勝利で終えた。
ソシエダードでのラ・リーガ出場100試合目の節目となった久保はフル出場した。