ドジャースがベテラン内野手テーラー放出 エドマン復帰に伴う措置「非常に感情的で難しいもの」
<ドジャースーエンゼルス>◇18日(日本時間19日)◇ドジャースタジアム
ドジャースは長年、チームで活躍したクリス・テーラー外野手(34)を自由契約としたことを発表した。足首の故障でリハビリを続けていたトミー・エドマン内野手(29)の復帰に伴い、ベンチ入り枠を空けるためにベテランのユーティリティー・プレーヤーとの契約を解除した。
球団は14日にも、ベテラン選手のオースティン・バーンズ内野手(35)をメジャー40人枠から外し、DFAとした。フリードマン編成本部長は試合前に取材対応を行い、「彼らは、我々の組織において、大きな瞬間の中心にいた。5年前と比べて、今の我々のカルチャーははるかに強くなっていると思う。さらに5年後にはもっと強くなることを望んでいる。だから、この決断を非常に感情的で難しいもの」と語った。
昨年ワールドシリーズを制覇し、常勝を求められるド軍は、功労者のベテランも在籍する一方で、生きのいい若手選手も続々と台頭する。同本部長は「我々には、ベンチ入りメンバーを最適化し、最大限勝てる構成を作らないといけない。長年在籍している選手もいれば、新しく出てくる選手もいる。毎年、正しいバランスについて議論していて、それは本当に繊細な作業でもある」と話した。