川崎Fエリソン(2024年9月撮影)

<明治安田J1:川崎F2-0C大阪>◇18日◇第17節◇U等々力

川崎フロンターレはホームでセレッソ大阪を2-0で破り2連勝を飾った。2試合未消化ながら6位に浮上した。

長谷部茂利監督(54)は「楽なゲームではなかった。やる前から分かっていたが選手の力でもぎ取ってくれた非常に大きな試合、勝ち点でした」と選手たちをたたえた。

試合開始から主導権を握るも、コンパクトな相手の陣形を崩せず決定的なチャンスを作れない。前半終了間際にMF山本悠樹(27)の右CKからFW山田新(24)が頭で合わせるも相手GKにセーブされた。スコアレスで前半を折り返すと、後半開始直後は相手の鋭い出足に対してやや受けに回った。

徐々にペースをつかんだ同7分、左サイドを崩し、DF佐々木旭(25)のクロスにMF脇坂泰斗主将(29)がヘディングで合わせるも相手GKに弾かれて得点はならなかった。直後には山本のスルーパスに抜けだした山田が相手GKと1対1を迎えるも決めきれなかった。

なかなかゴールをこじ開けられなかったが、終盤にフレッシュな選手たちが均衡を破る。後半40分、敵陣でMF橘田健人(26)がボールを奪うと、MF大関友翔(20)、MF瀬川祐輔(31)とパスをつなぎ、最後はFWエリソン(26)が左足で決めた。全て途中出場の選手だけで完結した。

直後の43分には相手DFラインの背後に抜けだしたエリソンが2点目。総力戦で勝ちきった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【川崎F】終盤にエリソンの2発で2連勝&6位浮上 長谷部茂利監督「非常に大きな勝ち点」