阪神対広島 6回途中、降板する広島玉村(撮影・藤尾明華)

<阪神3-1広島>◇18日◇甲子園

広島の首位奪還はならなかった。

4月20日に甲子園でプロ初勝利を献上した阪神ドラフト1位・伊原陵人投手(24)との再戦。4回1死まで完全に抑えられたが、菊池涼介内野手(35)が中前へチーム初安打を放った。サンドロ・ファビアン外野手(27)も中前打で続き、敵失もからんで1死二、三塁の絶好機を迎えた。ここで末包昇大外野手(28)が右犠飛を放ち、三塁走者の菊池を先制のホームに迎え入れた。

だが、6回2死三塁では三塁走者の中村奨成外野手(25)が本盗を狙うも、間一髪でタッチアウト。追加点を奪えなかった。

その裏、先発の玉村昇悟投手(24)が阪神打線につかまった。1死二塁から3連打を浴び、左翼のサンドロ・ファビアン外野手(27)の拙守もからんで2失点。阪神に逆転を許した。

勝てば1日で首位返り咲きだったが、2カードぶりのカード負け越しとなった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【広島】首位返り咲きならず 2カードぶりのカード負け越し