広島新井、阪神藤川監督の“冷戦”がついに終結? メンバー交換は両監督は目を合わせ、握手
日刊スポーツ 2025年05月18日 14:41:30
<阪神-広島>◇18日◇甲子園
試合前から、甲子園に大きな拍手がわき起こった。広島新井貴浩監督(48)と阪神藤川球児監督(44)が、ついに互いに目を合わせてメンバー交換を行った。
三塁側ベンチを出るときから、新井監督の視線はしっかり前を向いていた。前日17日はメンバー交換の間中、ずっと視線を下げたままだったが、この日は顔を合わせて帽子を取り合い、握手。その時点で、内外野スタンドから拍手が起きた。さらに審判団へのあいさつを終えたあとも、両監督は目を合わせて再度握手をしてそれぞれのベンチに戻った。
4月20日の対戦で、広島岡本駿投手(22)が阪神坂本誠志郎捕手(31)に頭部死球。これに藤川監督がベンチから血相を変えて飛び出した。審判は警告試合を宣告し、岡本は危険球退場。16日に岡本が石原貴規捕手(27)とともに坂本の元を訪れ、謝罪。坂本は笑顔で応じた。選手同士はすでに和解も、監督同士は“冷戦”を継続? していた。その“冷戦”にも終止符が打たれた。
情報提供元: 日刊スポーツ