スタンフォード大・佐々木麟太郎(2025年4月撮影)

<米大学野球リーグ:ノースカロライナ州立大3ー6スタンフォード大>◇17日(日本時間18日)◇ノースカロライナ州ローリー

高校通算140本塁打を誇る米スタンフォード大の佐々木麟太郎内野手(20=花巻東)が、リーグ最終戦で逆転の3点適時打を放ちチームを勝利に導いた。

佐々木はノースカロライナ州立大戦に「6番一塁」で出場し、2-3の5回2死満塁で迎えた第3打席。1ストライクから相手左腕の変化球を引っ張り、強い打球は一塁手の横を抜けた。ボールはファウルゾーンのフェンスに跳ね返って単打となったが、この間に走者が全員生還し逆転。佐々木はさらに後続の適時打で生還し、スタンフォード大はこの回に一挙4点を奪った。

佐々木は2回に死球、3回は見逃し三振、7回は三飛に倒れ3打数1安打、3打点。今シーズンは全51試合に先発出場して打率2割7分4厘、7本塁打、チーム2位タイの41打点で大学1年目を終えた。

スタンフォード大は6-3で勝利し、2連勝でシーズンを締めくくった。今季27勝24敗で、同カンファレンス内の勝敗は11勝19敗で13位。20日(同21日)から始まるアトランティック・コースト・カンファレンス(ACC)のチャンピオンシップトーナメントでは第13シードに入り、初戦は第12シードのバージニア工科大と対戦する。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 佐々木麟太郎、リーグ最終戦で逆転打 今季全51試合に先発して7本塁打