復帰登板のカーショー、初回3失点 3安打2四球でつかまる ルーキー捕手ラッシングとのコンビ
<ドジャースーエンゼルス>◇17日(日本時間18日)◇ドジャースタジアム
ドジャースのレジェンド左腕クレイトン・カーショー投手(37)が、今季初のマウンドで立ち上がりに3失点を喫した。捕手はルーキーのダルトン・ラッシング(24)。
1回は先頭ネトをフルカウントから、外角のスライダーで空振り三振。続くシャニュエルに右前打、ウォード、ソレアに連続四球で1死満塁のピンチを招いた。
5番オハピーを2球で追い込むも、カウント2-2から真ん中付近に入った直球を左前へ運ばれ2失点。1死一、二塁から続くレンヒーフォを左飛に打ち取ったが、7番ルーゴに左中間へ適時二塁打を許した。アデルを代名詞のカーブで空振り三振に仕留め、3失点でしのいだ。
1回で38球を要し、最速は90・9マイル(約146キロ)だった。
通算212勝のカーショーは、昨年オフに昨年オフに左足のつま先を手術。昨年8月30日ダイヤモンドバックス戦以来、260日ぶりの登板となった。白星を挙げれば、同8月18日(同19日)カージナルス戦以来272日ぶりとなる。
14日(同15日)には、長年バッテリーを組んできたオースティン・バーンズ捕手(35)が、DFA(メジャー40人枠から外される措置)となった。カーショーは「悲しいこと。バーンズは僕にとって公私で最高の友人の1人だった。2020年のワールドシリーズを制覇した時、彼とハグしたのは特別な瞬間だった。本当に、たくさんの思い出がある」と話していた。