新潟L対広島 試合後、現役ラストマッチに横断幕を準備した新潟Lサポーターにもあいさつをする広島・近賀(撮影・小林忠)

<WEリーグ:新潟L2-2広島>◇17日◇第22節第1日◇デンカビッグスワンスタジアム

今季限りで現役を引退する元サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」DF近賀ゆかり(41=サンフレッチェ広島レジーナ)が、アルビレックス新潟レディースとの最終節でゴールを決めた。後半開始から途中出場。本職のサイドバックではなくFWの位置に入ると、1-1の同31分、MF藤生菜摘(23)が左サイドから放ったシュートの軌道を右足のつま先で変え、一時勝ち越しとなる今季2得点目を決めた。試合は2-2ドローに終わり、チームは5位でシーズンをフィニッシュした。

2011年ワールドカップ(W杯)優勝メンバー。試合後は「なでしこジャパン」で共闘したMF川澄奈穂美(39)MF上尾野辺めぐみ(39)DF有吉佐織(37)ら、新潟Lの全選手たちと記念撮影。広島だけでなく新潟サポーター側からも「近賀さん、おつかれ様でした」と横断幕が掲げられ、涙を流しながら現役生活に別れを告げた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【WEリーグ】元なでしこ近賀ゆかりが現役最後の試合でゴール!試合後は両軍サポが横断幕掲げる